【S9最終559位】トリルポリ2鉢巻ウオノラゴン

はじめまして。Yuと申します。

剣盾からランクマッチ参戦ですがS8に引き続きS9でも最終3桁を連続してとることができました。S9では良い構築が作れたと思うので紹介したいと思います。初めて投稿する記事がポケモン記事とは(笑)。

 

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実は8/29の時点でS8と同様にゾロアーク軸で戦ってたものの全く勝てず3万位まで落ちてしまいました。
このままじゃまずいと思い構築を考え直し、このパーティで微調整しながら潜り、500位台まで上げることができました。

このパーティに限定した戦績は52戦37勝15敗と7割を超える勝率を記録し、対戦中でも想定していた展開になっていたのでかなり戦えているパーティと感じていました。

 

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今回の構築


【構築経緯】
まずは前期に結果を出せていた初手ダイマエースとしてポリ2、相性補完に優れるウオノラゴン、ジバコイル、そして対面強めのタスキエースバーン、球特殊ドラパルト、アッキミミッキュの計6体で回していた。

実際の使用感として、初手にポリ2で暴れられるケースもあるが、スカーフエースバーンとタスキウーラオスに初手が多く、裏にも瞑想持ちポケモンがいるケースがほとんどであり安定しなかった。
そのためこのままでは勝ちきれないと判断して、前シーズンの上位陣の構築を徹底的に勉強しなおした。

前シーズンの結果を見ていると、流行っている型としてはねむカゴや瞑想、積み技持ちなど強い型ではあるが火力が高いポケモンはあまり流行っていないように感じた。
また、S8のルールで戦う以上、前シーズンの結果を受けて、構築のテンプレや強い型がある程度決まっており流行っている型ではないポケモンで組むことにした。

以上のことを踏まえてトリルポリ2、鉢巻ウオノラゴン、おにたたドラパルト、スカーフキッス、弱保ジバコイル、球エースバーンの並びでパーティを組むことにした。
この並びであればポリ2のトリルが読まれにくく、ウオノラゴンはスカーフに見える。
またキッスかエースバーンがエースのように見えそのように立ち回られる選出やプレイングをされるため、ポリ2のダイマックスとトリックルーム、鉢巻ウオノラゴンがかなり刺さるのではと考えた。

【コンセプト】
・初手ドラパルトで鬼火、電磁波により1体機能停止させる
・ポリ2ダイマで1.5体分削りトリックルームを展開する。またはトリックルーム展開してからダイマして有利展開にする。
・鉢巻ウオノラゴンの圧倒的火力で相手のダイマ、裏もろとも破壊する


【個体解説】
■ポリゴン2@しんかのきせき

特性:アナライズ

性格:ひかえめ

191(244)-*-112(14)-172(252+)-95-80

はかいこうせん/シャドーボール/ふぶき/トリックルーム

・Hは総合耐久確保と奇数調整
・CはダイアイスとあられダメでH降りカバルドン確1にするため極振り


構築の軸となる最強のポケモン
本当はトリックルーム展開を考慮し耐久調整したかったが、カバルドン対面を考慮しC極振りにしていた。
また、ダウンロード対策が徹底されていることとサイクル寄りの動きがしにくいパーティだったため、Cが上がるタイミングで繰り出すことが難しくアナライズを採用している。自己再生は打つタイミングがないため不採用。

実際にトリックルームを打たないケースも多かったが、ダイアタックでSを降下させることでウオノラゴンが上からエラがみを打てることやウーラオス対面でも事前にダイアイスをすることでタスキをケアできることが多かった。

また、ダイマが読まれにくいためダイマを切ると持ち前の耐久で不利対面でも勝てるのと、仮に引かれたとしても引き先のSを下げつつダイアタックのダメージが入るためそのまま引き先に勝てていた。

シャドーボールはPTで弱めなミミッキュと後出しされやすいジバコイル用に用意していたが、あまり有効なケースがなく、ほうでんを採用した方が生きるケースが多かったように感じる。

トリックルームは相手のダイマックスの切り替えしにも使えることもあり、
ダイマックスを切らない場合でも展開を変えることができてこの型は非常に強かった。

パーティの並び的にトリックルームを読まれるような立ち回りはされなかった。

 


■ウオノラゴン@こだわりハチマキ

特性:がんじょうあご

性格:いじっぱり

165-156(252+)-121(4)-*-100-127(252)

エラがみ/げきりん/がんせきふうじ/ねごと

・Aはとにかく火力が欲しかったので極振り
・Sは先行とれることが大事なので極振り


火力最強ポケモン
H降りや耐久調整しているポリゴン2、引き先もろとも倒せるようにハチマキは必須。

アシレーヌやギャラに引かれたりするもののハチマキが読まれないのもあって
アシレーヌをそのまま倒せたり、ギャラの場合でも努力値降りによっては2確できるのが強い。

スカーフにすればよかったと思ったこともあるが、ドラパルトの電磁波、ポリ2のダイアタック、トリックルームなどS操作できるためハチマキが生きる場面の方が圧倒的に多かった。

がんせきふうじは全く使わなかったのでダイマックス切ったとき用にダイアタックでS操作できるノーマル技入れた方がたぶん強い。

 


■ドラパルト@きあいのタスキ

特性:すりぬけ

性格:おくびょう

163-*-95-152(252)-96(4)-213(252+)

鬼火/電磁波/祟り目/流星群

・Cは極振り
・Sは同族意識で最速
・B<D


初手用に色々考えていたが、PT全体でパッチラゴン、ウオノラゴン、ウーラオスに弱いということもありこの型を採用。

今シーズンからはアイアンヘッド持ちスカーフエースバーンが流行っており、後述するスカーフトゲキッスが安定しないため、スカーフトゲキッスとドラパルトのどちらも初手として起用していた。

また、ポリゴン2がいる場合は誘いたいために積極的に選出していた。
ポリゴン2を誘い、ウオノラゴンの対面から鉢巻エラがみを食らわせるのが単純に展開として強かった。

タスキ持ちということもあり確実に仕事ができ不利対面においても鬼火、電磁波を通すだけで裏のポリゴン2かウオノラゴンで1体確実に倒せる体制ができるので採用して正解だった。

 


トゲキッス@こだわりスカーフ

特性:天の恵み

性格:おくびょう

161(4)-*-116(4)-171(244)-136(4)-145(252+)

エアスラッシュ/マジカルシャイン/かえんほうしゃ/トリック


・Sは同族意識で最速
・Cは火力が欲しいため極振り

初手から運ゲで勝ちたかった枠。あとポリ2で暴れた後のスイーパー。
トリックで積みポケだったり受けループ対策もできる優秀なやつ。

選出時点でウオノラゴンがスカーフに見えるため、初手に来てもスカーフと悟られないのが強い。
ウーラオスアシレーヌが初手に来そうな場合は積極的に選出していた。

こいつ1体でいろんな役割担えるので色々なケースに対応できるのがとても強い。
火炎放射全く打ってなかったので、流し用にあくびとか眠らされた時のためにねごとにした方が強かったと思う。

 


■エースバーン@いのちのたま

特性:リベロ

性格:ようき

155-168(252+)-95-76-96-188(252+)

とびひざげり/ふいうち/ダストシュート/エレキボール

・Aは火力欲しいので極振り
・Sは同族意識で最速
・B<D


対面強くて、選出圧力が高いため採用。
ダストシュートとエレキボールでギャラドスを倒せるが何度もダストシュートを外してくれた。
アシレーヌが来そうなパーティには選出したが、これまたダストシュートを外してくれた。

よく技を外すのでダストにシュートしてやろうと何度も思ったポケモン

ただダストシュートは物理型として刺さる場面がかなり多かったので搭載するのは正解だったと思う。エレキボールは変更の余地があるし、他の技も同様に変更の余地あり。

タスキ、スカーフをほかのポケモンに使ってたので命の球を持たせていたが、
突撃チョッキなど持ち物は考えなおす必要もあるし、受けループ用に両刀にするとか検討の余地がある枠だった。

 


ジバコイル@じゃくてんほけん

特性:がんじょう

性格:ひかえめ

175(236)-*-137(12)-191(188+)-111(4)-89(68)

10まんボルト/ラスターカノン/ボディプレス/てっぺき


・無振りアーマーガア抜き抜き(無振りアーマーガア抜きまで振ったラプラス意識です)
ダイマエースバーンに+2ダイサンダーが95.1~112.2%(珠ダメ込みでかなりいい乱数)
・補正なし252振りエースバーンの珠キョダイカキュウがダイマックスジバコイルに82.2~97.7%


この方の型を採用。ありがとうございます。

spokemon929.hatenablog.com

 

有名なジバノラゴンの並びにするため採用。
頑丈もちであるため対面が強く、Sが低いためトリックルーム下でも先行を取りやすい。

持ち前の耐久の高さもあり鉄壁積んだ後はそのままダイマックス切ることで圧勝するケースもあった。

ジバコイルの使い方が慣れていないのもあり信じ切れず後半はあまり使ってあげられなかった。
ミミッキュで展開が逆転する場面でこいつにしていれば勝ててたということもかなりあった。

また、ジバノラゴンを意識される選出を想定した立ち回りができていれば、
もっと勝率が高くなっていたはず。自分の選出、プレイング含め反省。


【選出】
トゲキッスorドラパルト+ポリ2+ウオノラゴンが基本選出。
・受けループはトゲキッス、ウオノラゴン、ジバコイルorエースバーン

相手の並びを見てかなり臨機応変に選出を変えていた。
対面強めなポケモンで固めているので大体どんなメンツが来ても選出次第でどうにかできる。


【反省】
サブロムがないことと知り合いがいないため、戦い抜くのがとても辛かった。
プレイングが弱いのでシーズン8ではとにかく対戦回数をこなすことは達成できたのでそれは良かったが、7割の勝率の中でもプレイングで負けてる試合が5試合くらいはあるので僕のポケモン達をもっと活かしてあげたかった。

 

来期は環境も変わりますがまずは3桁前半で安定して結果を残せるように頑張りたいと思います。

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